中間採用 社員紹介

お客様の目線をうまく取り入れて直接ビジネス化できるのは、「製造物流小売業」ならではの強みだと思います。

執行役員 物流部 ゼネラルマネジャー2006年入社

― 転職のきっかけを教えてください。
以前は、外資系のIT企業に20年ほど勤めていました。そのときに、成長している流通サービス業には共通点があることに気づきました。それは、ITを使いこなしていることと、そのための人材を自社内で育てていることでした。とはいえ、まだ成功している会社は少なく、逆にいえばITに弱い流通サービス業は、その部分を強化すればまだ伸びる可能性があると考えていました。流通サービス業は産業規模が大きい割に、少子高齢化が進む日本国内だけで将来的に大きな成長が望めないのは明らかでありながら、グローバル化が進んでいません。これから企業が生き残るためには、どうしても海外を視野に入れた展開が必要だと思います。そういう中で、海外に通用する新しい流通サービスの会社作りに参加してみたい、と思ったのが転職のきっかけです。
― 前の会社と違う点は。
外資系と日本の企業という違いはありますが、仕事自体にはあまり差はないと思います。ただ、手頃な値段でのお買物でお客様に喜んでいただきながら、会社は会社で適正な利益を出しているというニトリのビジネスモデルは素晴らしいと思いました。いまいろいろな物の流れが、企業から個人へ、中央から地方へと移り変わろうとしています。これと同じことが流通業にも当てはまります。お客様の視点で商品を企画して販売するというように、お客様の目線をうまく取り入れて直接ビジネス化できるのは、やはり「製造物流小売業」ならではの強みだと思います。
― こんな人と一緒に働きたい!
視野の広い人と一緒に働きたいと思います。どんな仕事をする人でも「社長ならばどう判断するか」という視点を持って働いてほしいと思います。個人ではなく、会社としてどう判断するかという考え方が大切だと思います。一つの部署での経験が長期にわたると、どうしても視野が狭くなりがちです。いろいろな部署を回り、異なる体験をして人的な交流を広げることはとても大切だと思います。特にマネジャーになる人は、各部署を経験して会社全体を見る発想を育てることが大切だと思います。
― 2020年、ニトリはどうなっていると思いますか?
現状の物流センターは、いまのままの状態、やり方では2020年の会社ビジョンは達成できません。したがって、やり方を変える必要があります。いま考えられるのは、海外の物流センターの活用です。我々は、海外に土地勘がないだけに難しい面がありますが、国内で今までのやり方のように店舗が先行し、物流センターが後を追いかける形ではなく、しっかりした補給路を整えてから店舗の展開を考える必要があると思います。どんなに素晴らしい商品を作っても、それを流通させる仕組みが整っていなければ、商品を安く売るビジネスは成り立ちません。この「商品力と仕組みのせめぎあい」を乗り越えることで、ニトリはまだまだ強くなれると思います。
― 将来ニトリでやってみたい仕事は何ですか?
もともと配属を希望していた商品部に行ってみたいと思います。私が店舗にいたころ、一番気になっていたのが欠品問題でした。欠品対策という課題に取り組むには、商品部での経験が不可欠と当時は考えていました。実際は物流部の経験が必要ということで、現在の職務を拝命しましたが、結果的にいえば、店舗で気になっていたいろいろな問題点は、欠品も含めてかなりの部分が物流に関連することでした。そういう意味ではとても勉強になりました。しかし、物をつくるという企業の根幹部分を経験するためにも、一度は商品部に行きたいと思っています。現在、海外で勝負ができる流通サービス業は非常に少ないと思います。海外で成功するには、どこの国でも通用する共通のインフラを持ち、地域ごとに異なる商品を細かく品揃えできるシステムを持つ必要があります。私は、日本人がそのビジネスモデルを作りだすのではないかと思っています。日本は、商品の品質や、お客様の要望に応える能力が高い半面、インフラ作りが苦手です。私はそのインフラ作りに挑戦したいと思います。商品部で商品の勉強をしながら、世界と戦うための仕組みをつくる仕事をしてみたいと思っています。
― 現場経験をどう思いましたか?
店舗では搬入の力仕事をしていました。そのおかげでかなりダイエットできましたが、現場の作業がまだまだ古い体質のままであることを痛感しました。今後の少子高齢化社会を考えても、女性や年配のスタッフが力仕事を必要としない搬入を広める必要があると思いました。現在はかなり改善されてきましたが、そういう問題も現場にいて初めて分かります。私自身は「店舗のことを知っているのがとりえの物流のマネジャー」です。これからも店舗が困っていることには何でも相談に乗りたいと思います。そして、少しでも店舗と物流との距離感がなくなるように今後も努力していきたいと思っています。

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