店舗運営部(北海道)
IT系の部署を志望しているからといって、店舗での学びはおろそかにできません。当時は1分たりとも無駄にしたくないと考えていました。なぜなら、現場ではシステムをどのように使っているかを自ら知ることが、将来必ず役に立つと思っていたからです。レジや端末の不具合、システムのエラーといったトラブルが発生した時はなるべく自分が担当するように声を上げ、一つでも多くの経験を積めるように意識していました。
さまざまな部署を経験してキャリアを形成していく
「配転教育」。
どのような学びがあり、どのように成長していったのか。
先輩社員に体験談を語ってもらいました。
IT業界を志望していたものの、通信系やSIerにあまり魅力を感じませんでした。というのも、一つの仕事に長く携わるよりも、さまざまなことに挑戦したいと考えていたからです。幅広い事業領域をもつニトリなら、チャンスや経験が多くあると思い入社しました。配転教育も自分にとって理想的な制度で、さまざまな部署を通じてやりたいことを見つけていきたいです。
IT系の部署を志望しているからといって、店舗での学びはおろそかにできません。当時は1分たりとも無駄にしたくないと考えていました。なぜなら、現場ではシステムをどのように使っているかを自ら知ることが、将来必ず役に立つと思っていたからです。レジや端末の不具合、システムのエラーといったトラブルが発生した時はなるべく自分が担当するように声を上げ、一つでも多くの経験を積めるように意識していました。
次の配転で早くも念願が叶い、情報システム改革室に異動となりました。ここで意識していたのは、迅速な「報連相」の徹底です。例えば、わずか10分間のエラーでも100人の作業が止まってしまうと膨大なロスにつながってしまいます。そのように考えて、インシデント発生時の初期対応や原因特定の切り分けなどをスピーディかつ的確に行い、周囲のサポートができるように心掛けていました。
同じ情報システム改革室のなかでも、システムを開発するグループへと異動しました。私が配属されたのは、配送センターから納期を知らせるシステムや、取扱商品の配送に関わるネットワーク構築など物流関係のチームです。インシデント発生時のバグ改修などをメインで担当しつつ、要件定義・企画・予算獲得・工数管理・開発・リリースといった工程に関わる機会もあり、多くの学びを得られました。
さらに上流部分のチームへと異動して大規模なプロジェクトに携われるようになった一方で、メンバーと意識をあわせることの難しさも実感しました。物事を決める際には、前提となる課題や対策などを都度共有しながら進めていくことを常に意識しています。同じ絵を見て、同じゴールを描けるようなコミュニケーションを意識しながら、より良いシステムの企画・提案をしていきたいと思っています。
配転教育は、やりたくない仕事をやらされる制度ではなく、やりたいことを叶えるために必要な経験をさせてくれる制度です。実際私も、どのようなことを学び、どのような人材になっていきたいかを上長と話し合った上で多くのチャンスをもらえました。今後も配転教育を通じてキャリアアップしていき、ITの力でロマンの実現に貢献していきたいです。