Vol.1

2025.05.28

キッチンからの視界が変わると、毎日の暮らしにうるおいが生まれる

15年越しの願いを叶えた
マンションリノベーション

30年前から暮らし始めたマンションで、壁付けキッチンでの生活を営んできたAさま。お子さまが巣立ち、新しい暮らしが始まるタイミングで、ご自身の生活スタイルに合った快適な空間づくりを望まれました。
スペースごとに仕切られていた壁を取り払って開放的なLDK空間が出現。壁付けキッチンは180度向きを変えて、室内から庭まで見渡せる対面キッチンに。玄関横の洋室はウォークインクローゼットとシューズクロークを備えた「衣装部屋」に変身し、扉越しに入り込む光が明るい玄関を実現しています。
「キッチンに立ったときに見える景色が変わって、今までになかった開放感を味わえるようになりました」とAさま。リフォームによって得られた新しい暮らしを満喫していただいています。

大阪府 A様

  • # システムキッチン
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  • # 内装
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目次

自分の思いのままに暮らせる空間にしたかった

築30年を超えるマンションの1室。室内には新築マンションのような空間が広がっています。
キッチンから室内全体を見渡せる開放的なLDK、ウォークインクローゼットとシューズクロークが一体となった「衣装部屋」、キッチンと直結した大容量のパントリー、そして柔らかい光に包まれた玄関。
リノベーション前の間取りとは一変したお家を訪れた娘さんは、自分が育った“実家”が生まれ変わった姿に驚きを隠せなかったといいます。

A様
「下の娘も独立して、生活スタイルも大きく変わるので、家の中を自分の思いのままに暮らせるように作り変えたいと思ったんです」と、Aさま。

真っ先に手をつけようと思ったのはキッチンでした。
元の間取りではキッチンが壁を向いていて、リビングからテレビの音が聞こえてきても画面に目を向けるには振り返らないといけないことに。
料理好きのAさまは、テレビを正面に見ながらキッチンに立って作業できるようになりたいと長年願ってきました。

「実は15年前に一度リフォームをしたんですが、そのときにキッチンの位置を変えるのは難しいといわれて、諦めざるを得なかったんです」

15年越しの思いを叶えるために、施Aさまは数社のリフォーム会社に相談に訪れることにしました。

困難を乗り越えて、キッチンの向きを180度変えることに成功

リフォーム会社を数社訪れて、壁付けキッチンの位置の変更や、壁紙・床材の張り替え、明るい玄関にしたいといったご要望を伝えたAさま。
最終的にニトリを含む3社に候補が絞られましたが、他の2社の提案ではキッチンの向きを90度変えることはできても、施主さまが望まれたようにテレビ正面へと向きを変えるのは配管の関係で難しいと言われたといいます。

A様
「キッチンの向きを180度変えましょうと提案してくれたのはニトリさんだけでした」

ニトリ・リフォーム事業部の担当スタッフ・Oは、Aさまの15年越しのキッチンへの思いを受けて、「なんとかしてテレビを正面に見られる状態に変えて、ご要望に応えていきたいと思いました」と、当時を振り返ります。

「今までさまざまなケースのリフォームやリノベーションに携わってきましたが、やはりいちばん大切にしているのは“お客さまの思い”です。
こういう空間で暮らしたいという気持ちを自分自身も共有しながらプランを練り上げるようにしています」と、担当スタッフ・O。

契約前にお家の状態を下見して、ご要望が実現可能かどうかを確認する現地調査(現調)でAさまのお家を訪れた際には、施工管理のスタッフがキッチンの下まで潜り込んで徹底的に状態を確認。
さらにマンションの管理組合から30年以上前の建築時の施工図を入手して、この状態ならキッチンの向きを180度反転させることは可能だという手応えを得ることができました。

玄関を明るくしたいというご要望に対しては、玄関横の洋室との間の壁を取り払い、仕切り戸をアクリル板の扉にして洋室の窓からの光を取り込むアイデアをご提案。
玄関に設置されていた靴箱も撤去してスペースを広げることで、明るくスッキリとした玄関を実現する計画を立てました。

さらに、洋服や靴、バッグを豊富に揃え、外出時のお洒落を楽しんでみえるAさまが快適な暮らしをおくれるように、担当スタッフ・Oは「衣装部屋」を設けることをご提案。
「洋服やバッグなどの置き場所がお家の中で分かれてしまっているよりも、1ヶ所にまとまっていた方が気持ちよく暮らしていただけると思って、ウォークインクローゼットを広げてひとつの部屋にするアイデアをご提案しました」(担当スタッフ・O)

ウォークインクローゼットとシューズクロークを備えた「衣装部屋」は、Aさまのお気に入りの場所になっています。

どんな要望にも熱心に耳を傾けてくれました

他社にはなかったキッチンや玄関の提案を受けて、ニトリにリフォームを任せることを決断されたAさま。

「契約前にOさんが何度も打ち合わせに訪れていただいてプランを聞かせていただくたびに、リフォームでこんなことまで出来るんだと驚かされることの連続でした」と、当時を振り返ります。

さらに、最終的にニトリを選ぶ決め手になったのは“人”=担当者の姿勢だったとも。
「こちらの要望にどんなことでも熱心に耳を傾けてくれて、寄り添ってもらっていると感じました」

打ち合わせの中では、Aさまからのさまざまなご要望に対応して担当者がご提案したアイデアが予算的に難しいこともありましたが、そうした場面でも担当者の熱意が感じられたといいます。

A様
「私が思いつくままに伝える希望に対して、それは予算的に難しいですという返事が返ってくることはありませんでした。
それならばこうしてみませんかと提案してくれたり。逆に提案してもらったプランに対して予算的に無理ですとお伝えすると、もう一度チャンスをください、なんとかご予算に近づけてみますと言っていただいて。
こちらの思いに親身に寄り添おうとしてくれる姿勢を感じることができました」

キッチンの向きを変えたことで、新たな発見が

念願の対面キッチンが実現することになり、料理好きなAさまがキッチンでの作業をいっそう快適に行えるように、パントリーの充実も図りました。
食材のストックなどがスッキリと収納され、Aさまには「キッチンで過ごす時間を一層楽しめるようになりました」とご満足いただいています。

「収納のこともOさんに色々と相談にのってもらいました」と、Aさま。キッチンまわりだけでなく室内全体をすっきりと保てるように、担当のOはときにはお家の中のモノを減らしていくための方法もアドバイスしたといいます。

A様
「娘達も独立した事だし、家の中をすっきりとさせたいとの思いも手伝って、今回のリフォームはちょうど良い機会になりました。かなり“断捨離”が進みましたね」

念願のキッチンを中心としたLDK空間での暮らしを実現したAさま。
テレビと正面に向き合ったキッチンに立ってみて、もうひとつ嬉しい発見があったといいます。

「ベランダの窓越しにお庭がよく見えるので、お部屋の中全体にすごく開放感が感じられます」

ベランダの向こうのお庭にはAさまが育てた紫陽花や金木犀の花が咲き、秋が深まれば隣接する公園の紅葉が色づくことに。
リノベーション前はリビングからしか目にすることのできなかった四季折々の景色を、料理作りを楽しみながら味わうことができるようになりました。

暮らしの風景が大きく変わったマンションの1室のリノベーション。
15年越しの夢を叶えたAさまに新しい生活を満喫していただいています。

リノベーション施工事例写真

靴箱を取り払って、広々とした玄関を実現しました。

選び抜いたアクセントクロスが映える洗面・トイレ。

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